先日、日経平均株価は1,000円安となりました。トランプ氏によるカナダ、メキシコ、中国への関税発動や「DeepSeekショック」など、市場が大きく変動する要因が次々と発生しています。
一方、日本国内ではインフレが加速しており、全国消費者物価指数(CPI)は3%台に突入しました。徐々に物価上昇の流れが強まり、それに伴い貨幣の実質的な価値も少しずつ低下し始めています。
こうした状況の中、投資家の資金はより安全な実物資産へと流れています。
実際に、金価格は過去最高値を更新し、アンティークコイン市場も安定した推移を見せています。市場の動揺の影響を受けにくいことから、これらの資産はインフレや金融不安に対する「価値の保存手段」として再注目されています。
「貨幣は幻想」とも言われますが、これだけ変動が激しいとまさに人の思念によって成り立っているものだと実感しますね。一度人々が価値を感じなくなれば急落していきます。
昨今の経済環境を見ても、その脆さが浮き彫りになっています。こうした状況ではポートフォリオを多様化することがますます重要になってきます。
私自身も経済状況にアンテナを張って、柔軟に対応していければと考えているところですが、今後も引き続き、経済動向には注視していく必要がありそうです。
追記
金は希少性が高く、地球上に存在する総量が限られているため、その価値は長期的に上昇傾向にあります。
では、もし人工的に金を作れるようになったら、その価値は暴落するのでは?
金なんて作っちゃえばいいじゃん!と思い、少し調べてみましたが、現代の技術では、1gの金を人工的に生成するには100万円以上のコストがかかるそうです(笑)
参考:https://note.com/raindrop_/n/na372cd4575d5
今のところ、金の価値が急落する可能性は低そうですが、いずれ技術のブレイクスルーが起こる日が来るのかもしれませんね。
以上本日のブログでした。