【今日の余白】アメリカ関税について

いつもご愛顧いただき誠にありがとうございます。

Coin Blessingの山本でございます。

 

最近、トランプ大統領による関税の影響でアメリカへの輸出が非常に厳しい状況ですね。


アンティークコインに関しても、現在の状況では輸出時に関税が発生してしまうため、対応が難しいのが現状です。タリフ表には、関税がFreeとされていますが、当該品目には相互関税の15%が適用されます。

 

鑑定をアメリカで行う場合も、関税の対象となってしまいます。この関税の影響で取り扱いができない輸送業者もございます。

どうやら、9月頃に関税の執行が始まったようで、輸送業者の方々は大変お忙しいとのことでした。

「トランプ大統領の"せい"で」と話されていたので、本当に多くの方が非常に忙しくされていることが目に浮かびます。

 

私自身、関税の影響が間接的に生活に及ぶこと(物価の高騰などの形で)は想像していましたが、直接的に実感するとは思っておりませんでした。

 

一方で、この関税の影響がコインマーケット全体にどのように反映されるのかも、非常に興味深い点だと感じております。アメリカへの輸入のハードルが高くなった現状では、ヨーロッパやアジア市場にコインが流れていく可能性も考えられます。

 

アメリカは世界でも非常に大きなコインマーケットの一つですので、いずれにせよ、販売者側は試行錯誤を重ねながら、何らかの形でアメリカ市場にも供給してくることは想定されますね。

 

以上、今日の余白となります。

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