いつもご愛顧いただきありがとうございます。
Coin Blessing店主の山本です。
コインの一つの魅力としてポータブル資産であるということがあります。
参考:https://coinblessing.store/pages/about
「アンティークコインはポータブル資産である」という言葉には、
簡単に持ち運びができる・国境を超えて価値ある資産
という意味が込められています。
ポータブル資産である理由としては以下が考えられます。
1. 小さくても高価
アンティークコインは小さなものでも数十万円〜数百万円の価値がある場合があります。
→ 例:直径3cm以下の金貨が100万円以上の価値を持つことも。
2. 国境を越えて売買できる
世界中でコレクターが存在し、市場が国際的に広がっています。
→ どの国でも需要があるため、万が一のときに海外で換金することも可能です。
3. 保管しやすい
固定された場所が不要で、小さなスペースで保管することが可能
また、管理が容易である
4. インフレ・経済危機に対応できる
アンティークコインは長い歴史の中で価値を維持してきました。通貨価値が下がっても、「物」としての希少性や歴史的価値で評価されます。
上記の理由が揃うことで、アンティークコインがポータブル資産として成り立っているのではないかと考えられます。
この「携帯性」という特徴は、歴史のさまざまな場面で力を発揮してきました。
戦争や革命の混乱から資産を守るために、また、資産を圧縮して安全に移動する手段として活用されてきたのです。
現代においても、災害や緊急時のリスクヘッジとしても注目されています。
数枚のコインをポケットに忍ばせるだけで、数百万円分の資産を持ち出せる
これは、想像以上に大きな価値を持つメリットだと言えるでしょう。
さらに、アンティークコインが「携帯できる資産」であるがゆえに、数多くの物語や逸話が生まれてきました。
持ち運べるからこそ、人と共に旅をし、人の生死や運命に関わるような「人間ドラマ」が刻まれていったのです。
その象徴的な例が、エンジェル金貨にまつわる逸話です。
第一次世界大戦中、フランス・イギリス・アメリカのパイロットたちがこのエンジェル金貨をお守りとして身に着けていたとされます。
そして、この金貨を携行していたパイロットだけが無事に帰還した――そんな伝説も語り継がれています。
参考:https://coinblessing.store/blogs/blog-posts/misterious-coins
このような物語が生まれるのは、アンティークコインが「人と共に旅をすることができる資産」だからこそ。
そう考えると、本当に魅力的で奥深い存在だと思わずにいられません。
私自身、この“背景に宿る物語”こそがアンティークコインの魅力だと感じています。
アンティークコインは、ただの資産ではなく、「物語を運ぶ器」なのです。
以上、ポータブル資産としてのアンティークコインについてご紹介しました。
山本