鑑定代行の受付対象外・事前確認
当サービスでは、すべてのコインが鑑定代行の受付対象となるわけではありません。
コインの状態や種類によっては、受付対象外となるもの、または提出前に事前確認が必要となるものがあります。
お手元のコインが該当する可能性がある場合は、申込前にあらかじめご確認ください。
1. 状態により受付対象外となるコイン
以下のようなコインは、鑑定代行の受付対象外です。
- 偽造コイン
- 改変されたコイン
- 脆弱なコイン
偽造コイン
真正品であることを十分に確認できないコイン、または偽造と判断されるコインは受付対象外です。
改変されたコイン
表面に重大な改変、または人を誤認させるような加工・修正があるコインは受付対象外です。
脆弱なコイン
表面状態が不安定なコインや、脆弱であると判断されるコインは、スラブ封入の対象外となる場合があります。
2. 種類により受付対象外となるコイン
以下の種類のコインは、原則として受付対象外です。
- 中国 - 鋳造貨幣[上海において鑑定対象となる一部限定発行品を含む]
- フランス - メロヴィング朝
- インド - クシャーナ朝、グプタ朝、キダーラ朝/フン族系諸王朝
- インドネシア - シャイレンドラ朝
- イスラム諸王朝 - アラブ・サーサーン系貨幣、ガラス製ウェイト/ジェトン
- 日本 - 鋳造貨幣および豆板銀
- 日本 - 大判・小判・分金
- 日本 - 満州国の繊維貨
- ミャンマー - ピュー都市国家およびモン王国
- ポーランド・チェコ共和国 - 第二次世界大戦中のゲットー貨
- スウェーデン - プレートマネー
- タイ - ブレットマネー
3. 鋳造コインについて
古代コインの大半は打刻によって製造されましたが、一部には鋳造によって作られたものがあります。
しかし、本来古代に鋳造されたコインと現代の鋳造品を区別することは難しいため、真正品と考えられる場合であっても、鋳造コインは原則として受付対象外です。
なお、古代コインでは鋳造されたプランシェット(素材円盤)に打刻を行う例もあり、その鋳造痕が残っている場合がありますが、これは打刻コインとしての鑑定適格性に直ちに影響するものではありません。
4. ビザンチンのスキュファテ貨について
ビザンチン帝国およびその関連帝国の金・エレクトラム・銀のスキュファテ貨(椀形・杯形コイン)は鑑定対象ですが、銅製またはビロン製のスキュファテ貨は受付対象外です。
5. 東方系コインについて
ペルシア(アケメネス朝)、メソポタミア、パルティア、ペルシス、エリュマイス、カラケネ、アラビア、ナバテア、バクトリア(インド・グリーク、インド・スキタイ、インド・パルティアを含む)のコインは鑑定対象となる場合があります。
ただし、古代インドのコイン(クシャーナ朝およびその関連・派生コインを含む)や、それよりさらに東方の地域のコインは、原則として受付対象外です。
なお、クシャーナ系では「Soter Megas」の青銅貨のみ例外的に対象となる場合があります。
また、タバリスタンのコインは対象となる場合がありますが、サーサーン朝コインについては原則として事前確認が必要です。
大量ロットでの提出、または専門的なコレクションを構成する場合など、個別事情により取扱可否が異なるため、提出前に事前のお問い合わせを推奨します。
6. 判断に迷う場合
お手元のコインが受付対象か判断に迷う場合は、申込前にお問い合わせください。コインの画像、重量、直径、発行国・年代・額面などの情報をあわせてお送りいただくと、確認がスムーズです。