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【単年度発行】1937 イギリス 5ポンド金貨 ジョージ6世 PF64 NGC
【単年度発行】1937 イギリス 5ポンド金貨 ジョージ6世 PF64 NGC
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1937 イギリス 5ポンド金貨 ジョージ6世 PF64 NGC のご紹介です
イギリス5ポンド金貨はアンティークコインの中でも王道の一つとして注目されております。
どのコインを購入しようか迷っている方は、イギリス5ポンド金貨をご購入いただければまず間違いないでしょう。
それでは、是非お楽しみくださいませ。
>>【デザイン】
- 表:ジョージ6世の肖像
- 裏:聖ジョージの龍退治
表面のデザイナーはThomas Humphrey Paget氏。首下に「H.P」のイニシャルが刻まれております。王冠を被らない端正で落ち着いた横顔が特徴です。
裏面のデザイナーは「Benedetto Pistrucci」氏。首下に「B.P」のイニシャルが刻まれております。聖ジョージはイングランドの守護聖人であり、正義が悪に勝つということを象徴してます。また、竜は悪や混沌の象徴であり、これを討伐する場面は「王が国と民を守る者」であることの象徴的表現ともなっております。
こちらのデザインはイギリスのソブリン金貨などでも繰り返し使用されております。
>>【ジョージ6世】
ジョージ6世は、兄エドワード8世の退位により思いがけず王位を継いだ人物です。幼少期から吃音に悩み、内向的な性格だった彼は、決して「王たる風格」を備えているわけではございませんでした。
しかし彼は努力を重ね、国民のために言葉を絞り出し、特に第二次世界大戦という混迷の時代にあって、英国民の心に寄り添い、励まし続けた「静かなる勇気の王」として深く敬愛されました。
このエピソードは、映画『英国王のスピーチ(The King's Speech)』でも感動的に描かれ、多くの人々の記憶に残っています。映画では、吃音を克服し、国民に向けて決然とした演説を行う姿が描かれ、ジョージ6世の強さと誠実さが広く再認識されました。
コインの表面には、王冠を戴かずに静かに前を見つめるジョージ6世の肖像。権威を誇示するのではなく、国民の目線に立つ姿勢がにじみ出ているようにも見えます。
ジョージ6世の吃音や心の葛藤を「克服」という一言で済ませることはできません。その背後にある長年の苦悩や覚悟、国への深い責任感は我々の想像を絶するものだったと思われます。それでも逃げなかった彼の「伝える」という魂の挑戦には、深い敬意を抱かずにはいられません。
本コインは1937年の単年度発行で、わずか5500枚のみの発行枚数。
1937年発行ということで、分類上はモダンコインに当たるかと思われますが、アンティークコインと遜色ない(並のアンティークコインを凌駕します)コインとなっております。もう10年ほどすれば、完全なるアンティークコインとして扱われるため、将来的な価値の上昇にも大いに期待が持てる一枚かと思われます。
グレードは「PF64」
プルーフ仕様で非常に美しい仕上がり、かつ、高グレードということで素晴らしい輝きを放っております。
5年ほど前でしたら100万円以下でも市場に出回っておりましたので、現在価値が倍になっていることからもコレクターや資産家の注目を集め続けています。
イギリス5ポンド金貨は、「王道」とも称されるコインジャンルの一つ。本コインは5500枚と限られたコインとなっておりますので、高い希少性を備えております。
今後のアンティークコイン市場が大きくなればなるほど、その価値が高まるのは間違いないかと思われます。
そして、吃音という困難を抱えながらも、王として国民と向き合い続けたジョージ6世。その姿に込められた「覚悟」や「誠実さ」は、現代を生きる私たちに真の強さとは何かを問いかけてくれるものです。
困難に立ち向かうとき、大きな決断を前にしたとき
このジョージ6世のコインに触れ、自らの道に覚悟と勇気をそっと取り戻していただければと思います。
この機会に、ぜひご検討いただければ幸いです。
Features
国 | イギリス |
年代 | 1937 |
材質 | AV(Gold) |
グレード | PF |
重量 | 39.9g |
直径 | 38.6mm |
鑑定機関 | NGC |
鑑定番号 | 8220133-001 |
保存方法 | スラブケース |










