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【リディア王国】610-546 BC 古代エレクトロン貨 1/3スタテル Ch XF NGC鑑定済み
【リディア王国】610-546 BC 古代エレクトロン貨 1/3スタテル Ch XF NGC鑑定済み
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610-546 BC 古代リディア王国 エレクトロン貨 1/3スタテル(トライト)Ch XF NGC鑑定済みのご案内です。
紀元前7世紀末、小アジア西部のリディアとその周辺で、人類史上最初期の打刻貨幣が生まれました。
一定の重量をもち、発行主体の刻印によって価値を示す、新しい交換の仕組みです。金と銀の合金・エレクトロンを素材に、リディア王権と結びつく獅子の意匠が刻まれたこの小さな貨幣は、秤量した金属による取引から、規格化された貨幣による取引へと移る時代を伝える、世界最古級の打刻貨幣の一つです。
▪️デザイン
- 表:右を向いて咆哮する獅子の頭部。額には放射状の紋様
- 裏:二分割インキューズ
裏面に残る二つのインキューズは、エレクトロンの地金を刻印型の上に置き、反対側から打刻具を打ち込んで意匠を刻んだ、初期の貨幣製造法を伝えています。独立した裏面図像ではなく、製造工程の痕跡そのものが残る、貨幣の発明期ならではの力強い造形です。
▪️グレード
本品は第三者鑑定機関NGCにより、Ch XF(Strike 5/5・Surface 3/5)の評価を得ています。Strike 5/5が示すとおり、獅子の意匠は輪郭まで力強く打刻され、2600年以上の時を経た現在も鮮明に見て取れます。鑑定ラベルには「brushed」との付記があり、表面に研磨性のある素材で拭われた痕跡があることを示します。
▪️リディアと「貨幣の始まり」
古代の歴史家ヘロドトスは、その著書『歴史』の中で、リディア人を金銀の貨幣を最初に作り、使用した民族と伝えています。エフェソスのアルテミス神殿跡から出土した初期エレクトロン貨は、紀元前7世紀末までに打刻貨幣が存在していたことを示しています。ただし、その正確な年代や発行主体については、現在も学術的な議論が続いています。リディアとその周辺が、人類最初期の打刻貨幣が生まれた地域の一つであることは広く認められています
この小さな一枚に刻まれているのは、単なる獅子の意匠だけではありません。人々が金属の重さに加えて、そこに刻まれた印を信頼し、価値を交換し始めた時代の記憶です。2600年以上の時を超えて残された本品には、貨幣という仕組みが生まれ、やがて世界を変えていく、その始まりに触れる浪漫があります。
▪️Features
| 国 | リディア王国 |
| 年代 | 紀元前610-546年頃 |
| 額面 | 1/3スタテル |
| 素材 | エレクトロン |
| 重量 | 4.69 g |
| 鑑定機関 | NGC |
| グレード | Ch XF(Strike 5/5・Surface 3/5) |
| オプション | brushed |
| 鑑定番号 | 8631 451 002 |
▪️CoinBlessing から
このコインを初めて目にしたとき、真っ先に感じたのは、「これほど小さな一枚に、これほどの価値があるのか」という驚きでした。重さはわずか4.69g。しかし、その小さな一枚には、2600年以上の時間と、貨幣という仕組みが生まれた時代の記憶が凝縮されています。まさに「これぞアンティークコイン」と感じさせてくれる存在です。
この一枚を通して、遠い古代の人々が貨幣を手にし始めた時代へ思いを馳せていただければ幸いです。小さな姿の中に壮大な歴史を宿す本品を、お楽しみください。

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