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  • オンラインマガジン開設の経緯

    いつもご愛顧いただき誠にありがとうございます。 Coin Blessing店主の山本です。 {"height":50,"color":{"hue":213,"brightness":0.83,"saturation":1,"alpha":0},"hidden":false,"locked":false,"blockName":"Spacer"} 先日もお知らせさせて頂きましたが、この度オンラインマガジンをスタートいたしました。 オンラインマガジンはこちらからご覧いただけます↓ 第0回:迷ったまま前に進むマガジン マガジンを読む 執筆を担当するのは、高校・大学時代の同期である「M」君です。 彼は、常に多角的に物事を捉え、以前から私の意見にも真摯に耳を傾けてくれる存在でもありました。勉強のこと、日常のこと、そして事業に関することまで、まさに「壁打ち相手」として、折に触れて多くの気づきを与えてくれています。 コイン事業を始めてからも、何かと相談に乗ってくれるなど、心から感謝しております。 今回彼に執筆を依頼したのは、彼が歴史に関心を持っていること、そして私の活動を快く支えてくれることに加え、彼独自の視点や表現力が、このマガジンに新たな魅力を加えてくれると感じたためです。(文章はかなり個性的かと思われます。) {"height":50,"color":{"hue":213,"brightness":0.83,"saturation":1,"alpha":0},"hidden":false,"locked":false,"blockName":"Spacer"} 初回の内容は、David R. Sear著『An Introductory Guide to Ancient Greek & Roman Coins』のご紹介となります。 海外では広く知られている本書ですが、日本においてはこのようなコインに関する学びの選択肢も限られているといった現状が、コイン教養が向上しない一因でもあると感じております。 私がコイン事業を始めた際、ある海外のディーラーに「どの本で学ぶべきか」と尋ねたところ、このSearの本を強く勧められました。しかし、当時は別の仕事や学業もあり、なかなか読み進めることができずにいました。 今回、M君の協力を得られたことで、この貴重な内容を皆さまと共有しつつ、私自身も改めて学び直していきたいと考えています。 マガジンを通じて浮かんだ疑問やご感想など、ぜひお気軽にコメントいただけましたら幸いです。 今後、皆さまと一緒に学びを深めながら、やがては当ショップが日本のアンティークコイン業界における“索引”のような存在になれればと願っております。 {"height":50,"color":{"hue":213,"brightness":0.83,"saturation":1,"alpha":0},"hidden":false,"locked":false,"blockName":"Spacer"}...

  • 【機能追加】チャット機能

    いつもご愛顧いただき、誠にありがとうございます。   このたび、当店のオンラインショップにチャット機能を新たに追加いたしました。 画面右下に表示される小さなチャットバブルをタップしていただくと、そのまま私宛にメッセージをお送りいただけます。   ご利用時には、「お名前」と「メールアドレス」のご入力が求められますが、こちらは万が一すぐにお返事ができない場合でも、後ほど確実にフォローアップ・ご連絡差し上げるためのものです。   お客様とのスムーズなコミュニケーションを目指し、今回の機能を導入いたしました。 ぜひお気軽にご活用くださいませ!   些細なことでも結構ですので、ご不明な点やご相談などございましたら、いつでもご連絡いただければ幸いです。   Coin Blessing店主 山本

  • オンラインマガジンスタート!

    いつもコインブレッシングをご利用いただき、ありがとうございます。   このたび、アンティークコインの世界をより楽しんで頂くために、オンラインマガジンをはじめました!   執筆は高校、大学同期の「M君」に担当して頂きます。   M君はアンティークコインについてはまだまだ勉強中ですが、初心者ならではの視点で、わかりやすくアンティークコインの世界をお届けしてくれると思います。   第0回では、このマガジンを始めた理由と、M君のちょっとした自己紹介をしています。ぜひのぞいてみてください。 🔗 第0回はこちらhttps://coinblessing.store/blogs/online-magazine/mamamagazine-ch0   これからも、随時更新していく予定ですので、コインに詳しい方も、これから知ってみたい方も、どうぞお楽しみに!   このオンラインマガジンが皆様のアンティークコインの世界を広げるきっかけになれば嬉しいです。   今後ともコインブレッシングをよろしくお願いいたします。   Coin Blessing店主山本

  • ところで「ジュビリー」って何?

    いつもご愛顧頂き誠にありがとうございます。   Coin Blessing店主の山本です。   先日、新着コインとして「1887 イギリス 5ポンド金貨 ヴィクトリア女王 ジュビリーヘッド MS61 PCGS」を紹介させて頂きました。   本コインは通称「ジュビリーヘッド」と呼ばれておりますが、この「ジュビリー」とは何なのでしょうか?   少し気になったので調べてみました。 参考:https://dictionary.cambridge.org/us/dictionary/english/jubilee   jubileeとはつまり「記念祭」や「祝典」を意味する言葉で、特にイギリス王室においては君主の在位記念年を祝う行事を指したそうです。   イギリスでは、君主の在位年数に応じて以下のように呼ばれております。 年数 名称 25年 シルバージュビリー(Silver Jubilee) 50年 ゴールデンジュビリー(Golden Jubilee) 60年...

  • 【新着コインのお知らせ】1887 イギリス 5ポンド金貨 ヴィクトリア女王 ジュビリーヘッド ...

    いつもご覧いただき誠にありがとうございます。 新着商品である【1887 イギリス 5ポンド金貨 ヴィクトリア女王 ジュビリーヘッド MS61 PCGS】のご案内をさせて頂きます。   今回はアンティークコイン界の王道をご案内致します。   ↓商品ページはこちらから https://coinblessing.store/products/1887-greatbritain-5pounds-ms61-pcgs   本コインのグレードはMS61で5月初旬に行われたオークションの落札結果とほぼ同水準です。現在の市場相場に見合った価格設定とさせて頂いております。 2025年5月にMS61が86万円($5,400×1.1×@145.5)   なお、商品説明に記載している価格推移の参考例は、以下のとおりです。 2020年4月にMS62が36万円($3,120×1.1×@107.5) 2025年3月にMS62が111万円($6,840×1.1×@148.6) 2017年9月にAU58が23万円($2,040×1.08×@107.8) 2024年5月にAU58が55万円($3,240×1.1×@155.4) 中長期的に堅実な価格上昇が期待できる、投資効率の高い非常に魅力的なコインです。   何より、世界の覇権を握っていた当時の大英帝国の輝かしい歴史を感じられる、アンティークコイン界の王道といえる逸品です。   ぜひお手にとって、その魅力をご堪能ください。   Coin Blessing...

  • ニュートンはりんごだけじゃない

    いつもご愛顧いただき、誠にありがとうございます。 Coin Blessing店主の山本です。   アンティークコインや貨幣のことを調べていると、「造幣局長」や「王立造幣局」といった言葉に出会うことがあります。   アンティークコインを知ってまもない頃、「この人が造幣局長だったの?」と思ったことがありました。   それは「アイザック・ニュートン」です。   「ニュートン=りんご=万有引力」といったイメージが強く、科学者としての側面は多くの方がご存じだと思います。ですが実は彼、経済や貨幣制度の改革にも深く関わっていた人物なんです。   ニュートンは、王立造幣局に30年以上勤めました。 造幣局の改革にも着手し、冶金学(金属をどのように取り出し、加工し、使いやすくするかを探る学問)に関する錬金術的な知見を鋳造技術に応用したと言われています。   当時は偽造コインが横行し、経済が混乱していた時代。 ニュートンは、硬貨の縁を削り取って貴金属を抜き取る「削り取り行為」や、贋金づくりに関わる人物の摘発にも尽力し、何人かを絞首台に送ったという記録も残っています。   彼が主に取り組んでいたのが、マネーサプライ(貨幣供給量)の調整でしたが、単なる理論家ではなく、国家経済を安定させるための実務にも深く関わっていたのです。   アンティークコインに触れていると、歴史上の有名人の意外な一面に出会えることがあります。   ニュートンもその一人でした。 コインの世界には、こうした知らない世界に触れられるのが面白いところですね。   ニュートンはりんごだけじゃありませんでした。