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【今日の余白】雲上の女神の現在地に少し驚き
いつもご愛顧いただきありがとうございます。 先日、海外オークションにて「1908年 雲上の女神 100コロナ金貨」が出品されておりましたが、少し注目すべき価格で落札されましたのでご報告させていただきます。 PF60が、2025年6月時点でおよそ290万円弱($18000 × 1.1 ×@144.9565)という結果となっており、再び高値圏での取引となっております。 雲上の女神は、数年前まで急激な価格上昇を見せていたため、直近1年間は反動からやや落ち着いた推移をしておりました。 しかし、ここに来て300万円の大台を超えるかも!という結果となったことで、今後の再上昇にも期待が高まります。 もちろん、今回の価格が今後の平均値になるかどうかはまだ見極めが必要ですが、動向としては非常に興味深いものがあります。 アンティークコインと出会ってから約5年半が経ちましたが、当時お取引させていただいた方々のコインは、現在ではほとんど入手困難な価格となっており、多くのお客様がその価格上昇に驚かれています。 アンティークコインは中長期的な視点で保有することで、素晴らしいパフォーマンスを発揮できるのだと実際に実感しております。これは大変喜ばしいことであり、このコインという可能性を信じてきて良かったと素直に感じております。 こうした資産性が実証されていくことで、より安心して「歴史」や「ロマン」といったアンティークコインの本質的な魅力を楽しんでいただける環境が整ってきたと感じております。 この辺りのサポートを今後も誠心誠意サポートしていければと考えております。 引き続き、どうぞよろしくお願い致します。 以上、「雲上の女神 100コロナ金貨」の最新動向についてのご報告でした。
【今日の余白】MS(ミントステート)に届きそうなグレード
いつもご愛顧いただきありがとうございます。 Coin Blessing店主の山本です。 コインは鑑定後、評価が割り当てられます。 この評価はコインの価値を大きく左右するため、非常に重要な要素となります。 今回はMSに届きそうで届かなかった「AU58」という部分にフォーカスを当ててお話しします。 「AU58(About Uncirculated 58)」は、シェルドン・スケールという国際的な評価基準の中で、未使用状態(Mint State)に限りなく近いとされるグレードです。 About(ほぼ)+Uncirculated(未流通)と覚えてください。 ほんのわずかな摩耗の痕跡が見られるだけで、その摩耗も最も凸部にのみ見られます。 コインの光沢も90%が残されている状態で、光の具合によっては一見して未使用品に見えるほど美しい状態です。 ここで注意しておくべきは、AU58のコインは、MS60〜62のグレードよりも見た目の状態が良い場合があるということです。 MS60〜62には「キャビネット・フリクション」と呼ばれる軽微な摩耗(保管中に起きた擦れや接触痕)が見られることがあるためです。 本来であれば、こうしたコインはAU58にグレードを下げるべき状態と言えるかもしれません。もし実際にそのようなコインに出会った場合には、できる限り本来のミントステート相当の価格で購入することは避けた方が良いと考えられます。 もちろん、基本的には鑑定会社による評価に一定の信頼を置いてよいかと思いますが、時にはこのような例外的な状態のコインが存在することも、心の片隅に留めておくべきでしょう。 そういった意味でも、実物を自分の目で見て判断することの重要性は、あらためて強調しておきたい点です。 ...
【新着コイン】1893 イギリス 5ポンド金貨 AU55 PCGSのご紹介
いつもご覧いただき誠にありがとうございます。 新着コイン【1893 イギリス 5ポンド金貨 AU55 PCGS】のご案内をさせて頂きます。 王道中の王道のアンティークコイン ヴィクトリア女王 5ポンド ヴェールヘッド金貨となります。 ▼商品ページはこちらから https://coinblessing.store/products/1893-greatbritain-5pounds-au55-pcgs 本コインのグレードはAU55。やはり人気の高いヴィクトリア5ポンドシリーズということもあり、価格は底堅く安定している印象です。最近のオークションでは、今回のご提案価格を超える金額で落札されており、お値打ち感のある水準と言えるでしょう。 ▼ 直近のオークション落札実績 2025年5月にAU53が約79万円($4,920 × 1.1 × @145.448) ワンランク下のグレードでも、80万円台が目前という状況です。 2025年2月にAU55が約94万円(844,000円 × 1.11)...
【新着コイン】紀元前323-317 マケドニア王国 テトラドラクマ銀貨 フィリップ3世 VF ...
いつもご愛顧いただき、誠にありがとうございます。 現在、新着コイン【紀元前323-317 マケドニア王国 テトラドラクマ銀貨 フィリップ3世 VF 5/5-2/5 NGC】をヤフーオークションにて出品中でございます。 以下より詳細をご覧ください。 ▼ヤフオク出品ページhttps://auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/p1191604804 本コインは、先日出品させていただいたフクロウ銀貨と並んで有名なデザインです。 ゼウスとヘラクレスが描かれており、ギリシャが詰め込まれたロマン溢れるアンティークコインとなります。非常に迫力もあるかと思われます。 ヤフーオークションにて1円出品をしておりますので、是非競りの方もお楽しみいただけますと幸いです。 古代ギリシャに想いを馳せるきっかけとして、コレクションの一環として、あるいは、アンティークコインとはどのようなものかを知るきっかけとして、ぜひご検討いただければ幸いです。 それでは、どうぞお楽しみくださいませ! Coin Blessing店主山本
【今日の余白】Numismatics部門が存在していた
いつもご愛顧いただきありがとうございます。 Coin Blessing店主の山本です。 以前から私は、アンティークコインという分野は大企業が参入しにくい市場だと感じております(もちろん、参入の仕方による部分もありますが)。 しかし先日、実際にどこか大手企業が関わっている例があるのかを調べてみたところ、実際に事例がありました。 アンティークコインに対して少し不安を感じている初心者の方にとっても、大きな企業がこの分野を専門部門として取り扱っていたという事実は、アンティークコインが信頼に値する資産であることの一つの裏付けになるのではないかと思います。 このあたりの内容は、今後ブログでも改めて詳しく書いていく予定です。 今回はその予告のような形となりますが、短めのブログとさせていただきます。 それでは、また次回もよろしくお願いいたします。
【今日の余白】最初のテトラドラクマのデザイン
いつも大変ご愛顧いただき、誠にありがとうございます。 Coin Blessing 店主の山本です。 今回は、テトラドラクマ銀貨について調べていた際に出会った、古代ギリシャの驚くべき世界観を少しだけご紹介したいと思います。 ◆女神アテナとアテネの命名権昔、女神アテナは、現在アテネとして知られている町の「命名権」を手に入れました。当時はまだ貨幣が存在しておらず、アテナは現金で支払うことはできませんでしたが、代わりに貴重な贈り物をアテネの人々に与えました。 それが、「オリーブの木」です。 このオリーブの木は、以後アテナとアテネの象徴として長く受け継がれていくことになります。 ◆最初のアテネ・テトラドラクマ銀貨 参考:https://www.archaeologs.com/i/36/wappenmunzen?gobacklng=en この銀貨の表面には、ゴルゴンの頭部「ゴルゴネイオン」が描かれています。これはアテナ自身が生み出した存在です。 物語はこうです。アテナの叔父であるポセイドンが、アテナの神殿内で美しい巫女メデューサを暴行しました。アテナは神殿が汚されたことに激怒しましたが、海の神ポセイドンに対しては何もできず、代わりに被害者であるメデューサを罰してしまいました。メデューサは髪が蛇の姿をした怪物「ゴルゴン」へと姿を変えられてしまいます。 その後、英雄ペルセウスがメデューサを退治し、その首をアテナに献上。アテナはその首を胸当て(または盾)に飾りました。 本コインの裏面には、ヒョウの頭部と前足が描かれています(一部の文献ではライオンとされることもあります)。また、ごくまれに、裏面に牛の頭部が描かれたバリエーションも存在します。 ◆ ギリシャ神話の“驚き”このエピソードを読んでいて、いくつか疑問が湧きました。 ・なぜ、ポセイドンに暴行されたメデューサがアテナに罰せられたのか?・なぜ、自分が生み出したゴルゴンの首を、自らの盾に飾ったのか? 現代の倫理観から見ると、これらは非常に不条理で、狂気にも思える内容です。 さらに調べてみると、ペルセウスにメデューサを討たせたのもアテナだったとか…。アテナには、この他にも驚くべきエピソードがたくさんあります。 個人的に特に衝撃を受けたのは、アテナの誕生エピソードです。なんと、父ゼウスの頭をかち割って、そこから完全武装した姿で生まれたというのです。...